アーカイブ | 2月 2017

  • ED患者にレビトラ|頭痛薬は飲んでもOK?

    日本のED患者の数は、推定1,800万人と言われています。これは成人男性の3人に1人の割合になります。 40代になると徐々に身体の衰えが出てきて、動脈硬化などの血管障害も出てきてEDになりやすくなります。勃起はするけれども、いざSEXとなると萎えてしまう、挿入したけれども勃起を維持できない、などの中折れの経験を持つ中高年男性の数は多いです。 これに対して改善効果が認められているのが、レビトラなどのED治療薬です。レビトラは、PDE5(ホスホジエステラーゼの5型)酵素阻害剤とも呼ばれます。PDE5酵素は、体内で作られる血管拡張物質cGMP(サイクリックグアノシン一リン酸)を壊してしまいます。すると血管が収縮してしまいます。 PDE5は勃起を終えるのに必要な酵素ですが、これが必要以上にcGMPを壊してしまうと、ペニスへの血液の供給が少なくなって勃起に不具合が出てしまいます。 レビトラは、ED治療薬のなかでは最も効果が強い薬です。飲んでから(空腹時)約20分で効果があらわれるという即効性があり、飲んですぐ効くED治療薬と言われています。 それだけ強いおかげで重度のEDにも対応できるわけですが、同時に副作用が強く出てしまうことがあります。顔の火照り、目の充血、などの症状で、これはある程度誰にでも起こることです。また、血流が良くなりすぎて頭痛が起こることがあります。4~6時間でおさまる頭痛であれば放置しておいて大丈夫ですが、どうしても我慢できないという場合には頭痛薬を使っても良いでしょう。 レビトラと併用禁忌になっているのは狭心症や心筋梗塞の治療に使われるニトログリセリン系の薬、HIV治療薬、一部の不整脈の薬、水虫の内服薬、です。